Objectクラス
- Date
- 2007-01-07 (日)
- Category
- ActionScript
最近FLEXをさわる機械を得たので、同時にActionScript 3.0についても触れることになりました、小堤です。
ActionScriptをさわったことのない人に、いきなりActionScript 2.0の話をすると何のことだかさっぱりという状況によく遭遇します。ActionScriptが2.0になったときは確かにプロトタイプ型しか継承方法が無い状態から大幅に変更があったと思いますし、その使い方についても意外とデザイナ等にはしっくりこないものなのは現在でも続いているようです。
しかし、この状況に関しては最近優秀な書籍がたくさん出てきているおかげで、書籍でカバーできるようになってきたのではないでしょうか。
左記の書籍なんかはAS2.0敷居高そうってひとにはおすすめです。
さて、表題のObjectクラスですが、最近の会話で「オブジェクトがオブジェクトが」「オブジェクト型っていうのは・・」みたいな会話があり、ふと思ったんですが、オブジェクトとオブジェクト指向、オブジェクト型を全部一緒のものだ!と思ってしまうようなことがあるように感じたので記述してみたいと思います。
ActionScript 3.0についての話になってしまいますが、ActionScript 2.0でもObject型については同様な部分がほとんどなのでご了承ください。
さて、ActionScriptクラス群の中で、とにもかくにも親になっているクラスがあります。それが「Objectクラス」です。
いわゆるダイナミッククラスの様な動作をします。ダイナミッククラスとは、スクリプトを実行している最中にクラスメンバーやインスタンスメンバーを追加することができるクラスです。
語弊があるかも知れませんが、要するに、何でも入ります。
しかし、Objectクラスは、クラスなのでいくつかのプロパティおよびメソッドが実装されています。下図の通りです。
各プロパティ、メソッドについてはコチラを参照してください。
すべての親クラスとして存在するObjectクラスですが、ただ何でもはいる「型」としての認識ではなく、最低限覚えておくべきメソッド等が実装されています。もちろん自分が利用したいオブジェクトの基底クラスにObjectクラスが存在する場合は、上記にあるメソッドやプロパティは利用可能です。
プロパティを持っているか?該当オブジェクトのデータ型はどのようなものなのか?など意外とインタプリタをメインでやっていた人は気にもしない部分だったりしますが、バグの原因になったりしますので、これらを活用するような記述の仕方を自分は心がけています。
ちょっと、量がいっぱいあって記事にしきれないので、今日はこの辺で(笑)
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