身を殺して仁をなす
- Date
- 2007-01-28 (日)
- Category
- 日記
早朝ですね・・・小堤です。
久々のブログ更新です。
経営者って何ですか?最近これをすごく考えています。
それは、社長、取締役すべてを含んで、「会社を経営する」ということを僕を含め、ずいぶん曖昧にそして安易に考えているような気がします。
最近特に思うのが「社長ってすごいよね」「社長ってかっこいい」とか。
これ、「そうですか?」って素で思います。
確かに、そういう立場の人に縁が薄い人からすると、社長はすごいとかかっこいいとか。
思う気持ちも理解できます。
しかし、この職業の本質は、やはり「金儲けが上手でなければならない」。
これにつきると思います。人をマネージメントしたり、クリエイティブな業務を楽しくこなしたり。
いってしまえば、そんなことどうでもいいのです。
ちゃんと自分の手元のお金を把握して、そしてちゃんと利益を上げる。会社として常利を徹底する。
その上で、人とのつきあいや制作物のレベルなり、ビジョンをかかげ社としてのブランドを作っていく。
僕はIT企業の社長です。
でも、IT企業全部だとは思いませんが、ここ部分ものすごくかけている、もしくは勘違いをしている人がたくさんいる気がします。そして僕自身もその一部なのかもしれません。
「身を殺して仁をなす」という言葉がありますが、気持ち的には、みんな持っているはずです。
※自分の身を犠牲にしても、人のために尽くし、仁を全うするという尊い行いをいう。意味
という考え自体も、甘いと最近感じています。
誰だってお金はほしいし、そのために働きます。人によって幸せの形はそれぞれかもしれませんが、その大半は金で解決していることを、経営者は肝に銘じるべきである。
何かまだ自分の中でバシっとまとまっていないので、曖昧な記述ですが。。。
きれい事はいらない、たとえどんな相手であれ、「お金儲け」の妨げになるものは、そうならないように指示するべきであり、そうならない場合は、徹底的に排除するべきである。
昨年度は、なるべく人に対して怒りながら仕事をせず、会社としてまとめるほうを重視してきたぶん、上記が実践出来ていなかった部分が、自分にとって大きな反省だと思っています。
なので・・今年は厳しく行きます。
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